マイクロラーニング(Microlearning)とは?

カテゴリー: モバイルラーニング

ビジネスに効果的なマイクロラーニングトレーニング動画の作り方

ビジネスに効果的なマイクロラーニングトレーニング動画の作り方

米国のオンライントレーニングのエキスパートであるロッコブラドノさんから効果的なトレーニング動画の作り方から少し引用させて頂きました。「動画は常にコンテンツの未来です。ブランドの認知度を高めるためのマーケティングであれ、顧客との関係を深めるための新しいチャネルを作るためのマーケティングであれ、動画は完璧にフィットします。過去5年間で、動画はトレーニングを配信するための効果的なフォーマットとして成長してきました。なぜそうなったのか、不思議に思うことはほとんどありません。5分間のトレーニングビデオを1本作るだけで、高額なトレーニングガイド(研修講師)の代わりに30分もかからないのです。これにより、トレーニングコストとプロセスの全段階での時間投資を大幅に削減することができます。なるほどマーケティングとトレーニングは相関性があるようですね。

効果的なトレーニング動画の特徴とは?

調査機関のBrandon Hall Groupによると、2020年には企業でのトレーニングツールとしての動画の利用が、前年度より20%増したそうです。これは遠隔地での研修に悩みを抱えている企業が、動画マニュアルを上手く活用しているとのことです。さらに、より効果を出すためにはマイクロラーニングを活用すると良いと思います。ラーナーに必ず覚えてもらいたいセッションがあるならば、一気に学ばせて そのまま放っておいては1ヶ月後は20%程度しか記憶に残っていないでしょう。コンテンツの内容を短く端的なものにして月の間、1週間毎でも良いです。繰り返し学ばせるようにすると記憶が定着し始めます。コツは、最初の1周り目は長くてもOK、でも2周り目、3周り目は要点を絞って段々短いコンテンツにしていきます。ラーナーは業務が忙しく、あまり時間を費やされるものだと、そのトレーニングから遠ざかって行きます。「次は短いから大丈夫!」という安心感を与えることにより学習からの離脱を防ぎます。

動画なら音声は必ず必要!でも音声が使えない現場もあるので要注意

ビジネスユースではモバイルでの学習が圧倒的に便利です。オフィスでPCは実作業で使ってますし現場ではPCが使えないシーンが多々あります。ただし、モビリティーラーニングの弱点はPCに比べて画面が小さいことです。その場合は音、特にナレーションが重視されます。ただし、病院など音声が活用できない現場もあります。その時は、画面の文字を大きくして、フックとなる画像を時折使って流れるようなモビリティーラーニングコンテンツを作ってください。その他、本ブログではビジネスに効果的なトレーニング動画の作り方の続編をどんどん記して行きたいと思います。乞うご期待ください!

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貴社のマイクロラーニング、eラーニングコンテンツ制作は
株式会社WARKがご支援させて頂きます。是非ご相談ください

 

2020年で消滅するFlash!HTML5データへ作り変え、その場合の留意点とは?

2020年で消滅するFlash!HTML5データへ作り変え、その場合の留意点とは?

Flashは2020年末までに消滅することを念頭に置いて、どの企業もFlashベースのコース(古いeラーニング)をHTML5のコースに作り変えることを急いでいます。HTML5で作られたeラーニングコースは、デスクトップPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのデバイスからもアクセスできます。ただし、モバイルデバイスのコースを開発することは、画面サイズ、メモリ容量他デスクトップPCのための開発と同じようには行きませんが効果的なトレーニングを提供するためにモバイル版(特にスマートフォン)のコース開発が必須です。

その際の留意点を下記に記させて頂きました。

(1)画像の互換性を確認する
(2)ナビゲーションがシンプルで直感的になるようにする
(3)ナビゲーションボタンのサイズを大きくする
(4)1画面あたり600文字までに制限
(5)複雑なアニメーションを避ける
(6)コンテンツの長さが5分~10分程度であることを確認してください

タブレットまたはスマートフォン用のHTML5データを作成するときは、従来のコースで使用される画面レイアウトが根本から変わります。コンテンツ作成ツールを活用することをお勧めします。

また、タブレットを使うときはマウスではなく指を使うことを念頭に置いてください。モバイル(特にスマートフォン)で学習する場合 あまり長くスクロールするようになると、学習者にストレスを与えることとなります。そのためには1画面あたり600文字に制限すると良いでしょう。

さらに複雑なアニメーションは不要です。特にモバイルの場合はアニメーション効果は不必要です。不要の産物です。コンテンツの長さも短い方が望ましいです。

従来のフラッシュは2020年に廃止!HTML5版に作り直すことは必須

従来のフラッシュは2020年に廃止!HTML5版に作り直すことは必須

今までeラーニング教材の主力として活躍してきたフラッシュ「adobe flash」は、2020 年までに存在しなくななります。なので現在 どこの企業も学校もフラッシュコンテンツをHTML5のコンテンツに作り替えています。

HTML5で作ったコンテンツは、デスクトップPCだけでなく、スマート フォンやタブレットなど どんなデバイスでもアクセスできます。ただしモバイルで学習するコースは画面サイズ、容量、含めデスクトップPCで行っていたeラーニングコースと違います。なので、FlashコンテンツをHTML5に技術的に変換するだけでは意味がありません。

したがって効果的なトレーニングを提供するには現代に合わせコンテンツ(コース)を作り替える必要があります。そのための留意点をいくつか書き記しておきました

(1)画像がPC、スマホ両方に互換性があることを確認します。
(2)モバイル版のコースならナビゲーションがシンプルで直感的でなくてはならない。
(3)ナビゲーション ボタンが大きいサイズであることを確認します。
(4)各画面の制限 600 文字にする。
(6)コースをオンラインで使用します。
(7)PPTアニメーションはモバイルでは不要!削除する
(8)学習時間はどんなに長くても5-10分にする。

以上、ご参考にしてください。

マイクロラーニングで販促技術を強化する

マイクロラーニングで販促技術を強化する

プロフェッショナルなセールスマンは間違いなく、年次でセールス・キックオフ・ミーティング、プロダクト・ローンチトレーニング・セッションなど 多くのタスクがあります。それらの教育に関して今までは達成度も測れず、如何ともし難い座学研修を段階的に(階層別に)受けさせられてきました。

しかし経営層はこれらの座学研修に納得しておりません。
経験の浅いセールスマンにも業績知識レベルの高い営業担当者と同じ知識とスキルを学ぶことを望みます。

たとえば、ストーリーテリング(講談)、セールスメッセージのやりとりの訓練、プレゼンテーションスキルなどの重要なスキルも磨かせたいと思っています。
知識はセールス担当者の通貨であり、営業担当者のセールストレーニングと実践訓練があり、営業担当者の売上げ向上に役立ちます。しかし現実は、これらのプロセスに教室で行う座学の研修は有効ではないと言われております。

いくつか統計的に見てみましょう:営業担当者の約55%が基本的な営業スキルが不足しています。座学で学習されたコンテンツの約50%は5週間以内に忘れられ、84%は90日間以内に忘れられます。しかし、米国の企業はその効果が疑わしい座学の研修に年間160億ドルを費やし続けています。

企業が投資する時間と資金から考えれば、研修時間を増やしたり、予算を増やしたりすること自体ナンセンスです。むしろ、根本的な問題解決としては、同時間に人を集めて一回こっきり行う研修よりも業務の合間に少しづつ行う研修を数多くやる方が効果的です。

年に一度のセールス研修(座学)や、企業の学習管理システムを通じて提供される研修をアーカイブ化しただけのeラーニングコースなどは正直、あまり役立ちません。如何にして効率的かつ効果的な学習法を考える。要するに学びと知識を如何に定着化させるかが大切だと考えられています。

マイクロラーニングと販促シミュレーションの組み合わせ

マイクロラーニングは、学習の連続性を重視します。忘却を防ぐために ある程度間隔を開け短いコンテンツを繰り返し行わせる、これに販促のシミュレーショントレーニングを組み合わせると最も高い効果を出すことができます。まず、基礎知識を習得するトレーニングとして短いコンテンツ(チャンク)が数度に渡って配信されますこれにより短い期間で高利率良く知識を習得することが出来ます。

しかし、そのナレッジを記憶に保持するには意識的な努力が必要です
マイクロラーニングで得た知識が現場での体験として再現されないと人は忘れていってしまうものです。私たちは1日に膨大な量の情報をインプットするので
重要だと判断した以外の情報は見過ごすよう脳が進化してしまいました。逆に見過ごしてしまった情報があれば、それをマイクロラーニングによる習得することはとても大切だと言えます。

マイクロラーニングを効率的に行うためのテクニックそしては、ケーススタディーを閲覧する、クイズ・テスト、シミュレーション、ロールプレーイングなど様々な手法があります。このようなコンテンツだと忙しい人々にも喜んで活用していただけます。また、新しいコンテンツを連続して その日中に配信したり数日おき 数週間おきに配信するととても効果的です。、実際の研究では、間隔を空けた繰り返し学習を行うとナレッジの忘却を30〜55%改善されたと言われてます。

多くの成功した販売組織は、強化学習と、クイズやフラッシュカードなどの間隔を空けた繰り返しテクニックを使用しています。

また、セールスのキックオフや製品トレーニングより効果的に学習させるコツは
一定の間隔で見ることが出来る小さな映像コンテンツ(画像を活用したものも含む)を活用すると良いでしょう。その他のベストプラクティスとしては、シミュレーションやロールプレイなどのゲーミングコンテンツや内製化されたコンテンツも含まれます。これらのコンテンツを一定期間 定期的に配信します。また これらの技術を使用することにより、脳の前頭前野から、海馬の大容量長期記憶に情報が移動し、後でそれらを引き出すのに労力が少なくなてすみます。営業担当者は、現場で課題が発生した時、その課題解決のためのナレッジをマイクロラーニングで補足していきます。

マイクロラーニングとモバイルラーニングの組み合わせがベスト!その理由は?

マイクロラーニングとモバイルラーニングの組み合わせがベスト!その理由は?

マイクロラーニングとモバイルラーニングの組み合わせがベスト!過去5年間で、モバイルラーニングの活用は 、あらゆる組織でのトレーニングに不可欠な要素として着実に増加しています。

特にBring Your Own Device(BYOD)ポリシーに基づく学習者のスマートフォンやタブレットの使用は、モバイルラーニングによる学習を勢いづかせました。ミレニアム世代という新しい労働力の増加も、その幅広い利用に貢献してきました。それに倣い、マイクロラーニングの導入も進みました。

最初、モバイルラーニングはフォーマルラーニング(実地研修)のサポートツールとして利用されましたが、ここ2年間 フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの両方に活用できることがわかりました。学習者のことを考えると短期集中訓練の方が効率が良くモバイルラーニングの導入の増加に伴い、研修のメインはマイクロラーニングとなりました。

マイクロラーニングとモバイルラーニングを組み合わせてどのように活用できるか?

「モバイルラーニングとは何?その主要な特徴は何?」

モバイルラーニングは外出先での学習を可能とします。学習者中心のアプローチであり、長所は次のとおりです。学習者は各々アクセス権限を与えられており、いつでもどこでもラーニングサイトにアクセスできます。また、学習者は全て自分のペースで学習することができます。

モバイルラーニングは同じコースをデスクトップPC、ラップトップPC、タブレット、スマートフォンで学習することができます。(マルチデバイス)現況、どこにいてもインターネットに接続は ほぼ可能なので、様々な学習ニーズに対応することができます。

企業研修の大部分でモバイルラーニングの技術を適用することができます。これらは、オンボーディング、ソフトスキル、プロフェッショナルスキル、コンプライアンスなどの多様なトレーニングニーズが含まれます。さらに、モバイルラーニングは、学びを必要としている学習者個々に学習を提供することができます。

「マイクロラーニングとは何か?」

マイクロラーニングは、名前が示すように、短い一口サイズの学習コンテンツ(ナゲット)です。ただし、従来のeラーニングの短縮版だけではありません。

それらは短くても特定の学習結果を満たすように設計されています。通常の学習時間としては2-5分とし7分を超えないくらいが適度と言われています。マイクロラーニングベースのトレーニングの需要は常にそこにありました。

以下、マイクロラーニングの優れているところです。

(1)短い学習時間でも課題を解決できる
(2)パフォーマンス・サポートに向いている
(3)より高い学習完了率を実現できる

昔、eラーニングと言えばパソコン学習でしたがそれは過去のことで、現在はモバイルで学ぶのがスタンダードです。

フォーマルラーニング

複数の学習ナゲットを組み合わせることににより個々の学習体系を作ることができます。それにより、企業の研修ニーズのほぼ全てに対応することができます。また、現状行っているフォーマルラーニングを強化し、取得した知識をすぐに仕事で活かせるようにします。さらに、特定の課題に対処するためのジャストインタイムアシストやマイクロラーニングベースの技術を標準として使用することで、組織のパフォーマンス向上に役立て、ビジネスの質を変えていくこともできます。

その他、事前のワークショップの準備をサポートしたり、セッションが終わった後の事後学習にも活用することが出来ます。

モバイルでの学習に欠かせないスマートフォンやタブレットは、短いナゲットなので外出先でも利用できます。昔のeラーニングとは対照的にパーソナライズドに学習を提供することができます。ゲーミング、ビデオ、ロールプレーイングなどのトレンドアプローチを活用してください。パフォーマンス向上にどうのように反映されるか調べてみてください。きっと高い完了率を得ることができると思います。