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【モバイルで学習することをスタンダードに】

株式会社WARKの新たな指針が出来ました。 今まで、「eラーニングを楽しくする」を目標に
やってきましたが、eラーニングは「コンテンツと学習管理システム」という縛りから中々
脱却することができず、とても自由度の低いものになってしまいました。それ故、「eラーニング」の価値が著しく低下し、1人あたり20円とか30円などという広告も目にするようになり、弊社もその縛りから中々「楽しさ」を見い出すことが出来ず。指針を変更しました。

さらに、eラーニング界・期待の映像を使ったビジネスモデルも、映像配信自体の価格が急降下し、(月額2万円もあれば相当量の配信が出来るようになった)こちらも、少しづつですが下降線を辿ると思います。 今後も、パソコンを見て学んで、その学習履歴を取得して、それを一体 何に活かせるのか? 会社の売り上げにどう貢献できるのか? をハッキリ答えられなければ、さらに衰退するでしょう。 「人材をうまく育てられれば、如いては売り上げも上る」などという悠長なことは言っておられません。 今の時代、有能な人材会社さんが、安価でいくらでも優秀な人材を持って来てくれます。

【自由度の高いモバイルラーニングが新たな教育ITのアイコンに】

それに引き替え、モバイルラーニングはとても自由度が高いです。「モバイルで学習する」という決まり事しかありませんから。学習アプリでも、スカイプで英会話でも、モバイル・ブラウザを利用して学習するでもOK! 何でもいいわけです。また、学習履歴は取っても取らなくても関係ありません。 要は、誰が何を何点取ったかなどの過程の情報はどうでも良く、 英語がしゃべれるのか?しゃべれないのか?。アドミニストレーターに資格を持っているのか?持っていないのか? コンプライアンスや情報セキュリティーの研修は受けたのか?受けてないのか? など。 結果以外、どうでもよくなりました。今後も人材の移動が激しく、良い結果を持ってる人が、転職して さらに サラリーの高いポストに就くわけですから、そういう時代にモバイルラーニングは最もマッチしているものと思われます。

【もし、それらをITで管理するとしたら】

それらを、もしITで管理するとしたら、「学習管理システム」ではなく「人財管理システム」「タレントマネージメントシステム」になると思います。もうすでに開発しなくても、米国にはシルクロードテクノロジーやサクセスファクターなど、素晴らしいシステムが存在します。

【わたしたちの役割】

その大きな流れの中で、わたしたちの役割を考えてみました。 まずは、皆々様にモバイルで学習することを薦めること。いつでもどこでも すぐに学習できるので大変便利です。 次に、その学習を形にするためのツールを提供すること。 ITの知識が無くても、自分のコンテンツをモバイルで配信できる仕組みです。 そして、モバイルラーニング導入のための支援。 これは単に自社開発のシステムを導入するための支援だけでなく、お客様のビジネス戦略の中に、モバイルによる学習や教育のIT化を どう上手く取り入れ、活用させるかを考えることです。

一見、やってることは従来と変わらないように思えますが、内容はだいぶ違います。要は10年以上も変わらなかったeラーニングという手法を、今風にアレンジする必要性が出てきたということです。 それゆえ、私たちもeラーニングに代わる新しい価値を見出さなければならないと思い、会社の指標も変えました。 【モバイルで学習することをスタンダードに】何十年か先には、そのような時代が来ると思います。 ただし、紙が電子化されて印刷が無くなる云々の話には全く興味ないので、そこだけは強く言っておきます。w

なお、モバイルラーニングに関しましては「モバイルラーニングコンソシアム」という団体があり、そこから新しい情報がどんどん発信されると思います。日本にeラーニングを根付かせた男、小松秀国が時代の趨勢を見て、新たに設立した団体です。ぜひご注目ください!

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