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これからは、グルーバル人材育成教育が「普通の教育」に!

文部科学省は、世界中の大学の入学資格が得られる「国際バカロレア」の16~19歳向けプログラムについて、高校の学習指導要領と両立して履修できるようにする特例措置を設ける。高校卒業に必要な単位に算入できる同プログラムの単位数を増やすなどして生徒や学校の負担を減らし、公立高校を中心に導入を促すとのこと。これは、グローバル人材育成にとって大きな前進だ!

文科省はグローバル人材育成を目指し、高校・大学生の留学支援を進めている。特例措置は一連の人材育成策の一環と位置づけられ、世界の多様な価値観の中で活躍できる若者を養成するとのこと。 これは、まさに異文化コミュニケーションの養成?

 22日に開かれる中央教育審議会の部会で示し、教育課程を定める学校教育法施行規則を近く改正する。(なるほど)

日本政府は同プログラムの認定校を2018年までに200校に増やす目標を掲げるが、現在の認定校は25校。このうち学校教育法1条が正規の学校と定める高校は12校にとどまり、多くはインターナショナルスクールだ。

特例措置は、高校卒業に必要な単位に算入できるプログラムの単位数を現在の20から36に増やす。高校の必修科目の英語、数学、理科、「総合的な学習の時間」の単位は、そのまま置き換えられるようにもする。(これはGOOD)

高校卒業には、普通科の生徒で90単位程度を取得する必要がある。プログラムを修了するにはこれとは別に数十単位分を取得しなければならず、導入が進まない要因とされてきた。

文部科学省は「特例措置により高卒資格とプログラムの修了資格の両方を無理なく取得できるようになる」としている。 これは、教育界に黒船到来か?ぜひ、eラーニングを活用してほしい。